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輸出・輸入許可

そもそも、何を輸出するとき、又は輸入するときに許可や承認が必要になるのでしょうか。

 

まずは「入り口」ともいうべき、品目ごとに必要となる承認や許可、届出についての調査が、この輸出及び輸入手続きについて最も時間のかかる作業の一つです。

例えば輸出するために手続きが必要となる代表的な品目は、工作機械や漁船などです。

こちらをご覧いただいている方の中には、ノートパソコンを持参して海外出張のご経験がある方もいるかと思います。

しかし、実はパソコンを輸出する際にも、経済産業省での輸出手続きが必要となる場合もあるのです。

最近発売した「プレイステーション5©」も、輸出規制の対象となります。

また、物品だけでなく、機械の説明書やPCのプログラムといった形のないもの(「役務取引」と言います)も、この規制対象となるのです。

こういった、輸出許可等が必要な品目を「規制貨物」「規制役務」と言い、これらは「輸出令」やその別表に細かく記載されています。

この「輸出令」別表や「外為令」別表と照らし合わせ、該当品目か非該当かを判定(確認)していくことになります。

 

また、逆に輸入するために必要な品目が記載されている法令表は? となると、実は…存在しません

輸入統計品目表というデータベースがあるにはあるのですが、その表を持って画一的に判断することはできないのです。

輸入の場合、例えば植物であれば「植物防疫法」、飲料水であれば「食品衛生法」といったように、輸入を規制する法令が品目ごとに異なるため、それぞれ別個で調べていく必要が出てきます。

もっと言ってしまえば、「子供用おもちゃ」であれば、その対象年齢によって規制対象になります。「食器」であればその素材によって、「アロマオイル」であればその使用方法によって、手続きが全く違ったものになります。

 

この輸出・輸入手続きについて、包括的に対応できる事務所というのは、恐らく日本でも多くありません。

更に輸入に限って言えば、お電話やメールでお問い合わせをいただいた内容に迅速にお答えし、手続きについてスムーズにご説明の出来る専門家は、更に数が少なく、数えるほどしかいないのが現状です。

 

当事務所では、これまでの経験や実績から、お客様が輸出や輸入をお考えの品目について、簡単なヒアリングのみで許可等のお手続きの対象となるかを判断し、実際に輸出(又は輸入)するまでの流れや期間をお答えすることが出来ます。

ご自身でお調べするには膨大な資料を読み込み、担当部署を探し、担当官と何度もやり取りをする必要が出てきます。

そういった時間や労力を削減し、その貯金を事業開始後に向け、少しでもスムーズなスタートを切って欲しいと、当事務所は考えています。

お困りの際、またちょっとした疑問の解消には、是非当事務所をご利用ください。

このような疑問にも、全て無料でお答えしております。

  • 輸出(又は輸入)したい品目に、手続きが必要か知りたい!
  • そもそもこの商品が輸出(又は輸入)出来るか調べてほしい!
  • 個人でネット販売したい場合であっても、許可等が必要か教えてほしい!
  • 輸入をしたが、税関で止められている商品を保税区域から出したい!
  • 木皿や手作りの木製コップは手続きなしで輸入できるの?
  • 輸入割当と関税割当って何が違うの?
  • EMSを使えば手続きなしで輸入できると聞いたけど、本当?

当事務所をご利用いただくメリット

事前調査や回答は、全て無料で行います!

 輸出や輸入をお考えの時に、真っ先に考えなければならないのは「この商品はそもそも輸出(輸入)が出来るのか」という点です。

 法令で輸出入が禁止されている品目については、当然ですがどうやっても適法に輸出入することはできません。

 海外事業者との契約や貿易準備を進めている最中に禁止品目だとわかり、慌てて計画を中断する…このようなことになっては、時間も労力も、もちろん金銭的損害もはかり知れません。

 このようなことが無いよう、当事務所では正式なご依頼前に、お考えの品目が輸出入出来るのか、どのような手続きが必要かというところまで、事前に無料での調査をしております。

 きちんとご自身で調査されている場合でも、「念のため」という意味合いも込めて、まずは当事務所にお問い合わせをいただき、しっかりと確認をした上で事業計画を進めていただければと考えています。

 ※経済産業省本省や、ジェトロ、検疫所での窓口事前相談を利用する際には、費用が発生する場合がありますが、その際には事前にお伝えいたします。

事業開始までの費用・期間を事前にお伝えします!

 ヒアリングを行った後に、どのようなお手続きが必要か、許可等を取得するための条件、申請に必要となる書類などをまとめてメールにてお送りしています。

 その際、当事務所にお支払いいただく費用や、ご依頼を頂いてから事業をスタートするまでにかかる期間なども、必ず事前にお伝えします。

 また、ご要望があれば将来的に輸出入が必要となる品目のコストや申請内容といった、将来的な事業展開の設計お手伝いもさせていただきます。

将来を見据えた上での明確な諸費用や期間を、ご依頼前に書面にて発行しておりますので、安心して事業の計画を立てていただくことが可能です。

担当窓口との協議や追加資料のご対応から現地立会いまで、全てお任せください!

ヒアリングや、ご依頼をいただいたあとのやり取りの中で、当事務所もお客様のお考えの事業について理解を深めさせていただきます。

そうすることで、当事務所がお客様に代わって申請窓口の担当職員との協議や相談をすることが可能になり、事業スタートや事業拡大までのすべてのサポートが出来るようになります。

また、申請後に質問事項への回答書や追加資料を求められたり、輸入の場合には貨物到着後、保税区域での現地立会いが発生するものもありますが、これらも全て当事務所にてご対応させていただきます。

お客様には、法令に絡む部分をご自身でお調べしたり、担当窓口に通ったりする時間を省き、事業スタート後のことだけを考えていただきたい。

それが、当事務所にお手伝いをさせていただきたい最大の理由です。

輸出・輸入手続きの料金表

輸出にかかるお手続き

個別輸出許可・役務取引許可フルサポート(該非判定含む)

220,000円
個別輸出許可・役務取引許可申請(該非判定無し) 175,000円
輸出承認申請 225,000円
一般包括輸出許可・役務取引許可申請 80,000円
輸出許可証・輸出承認書変更手続き 5,5000円~
該非判定証明書の作成 75,000円

輸入にかかるお手続き※1

医薬品関係

医薬品等の輸入申請(個人使用目的)

160,000円
医薬品等の輸入申請(販売目的) 160,000円
医薬品等の輸入申請(学術研究目的等) 150,000円
薬監証明書発行申請 135,000円
動物・植物関係

動物の輸入申請

140,000円
植物の輸入申請(輸入禁止植物以外) 140,000円
輸入禁止植物の輸入許可申請(試験・展示目的) 190,000円
食品関係※2

食品等輸入届出

125,000円
検疫所事前窓口相談 78,000円
貿易管理品目

輸入割当品目割り当て申請(割当証明書発給申請)

120,000円
輸入割当品目輸入承認申請 180,000円
2号承認品目輸入承認申請 230,000円
2の2号承認品目承認申請 230,000円
3号品目事前確認申請 160,000円
通関時確認申請 120,000円
関税割当品目輸入承認申請 135,000円
その他の品目

化学物質等の輸入申請

180,000円
肥料の輸入申請 120,000円
農薬の輸入申請 120,000円
工業用アルコールの輸入申請 150,000円
高圧ガスの輸入申請 135,000円
火薬類の輸入許可申請(輸入前申請) 200,000円
火薬類の輸入届出(通関後申請) 85,000円
郵便切手類類似品の輸入申請 85,000円
その他の品目

関税番号(HSコード)調査

20,000円
輸入許可・届出内容変更手続き 35,000円~

※申請内容によって多少費用が変わりますので、幅を持たせております。必ず事前にお見積いたします。

※上記の他、申請手数料実費がかかる場合があります。

※費用は全て税抜表示です。

※1 各品目のうち、一般的に手続きの対象となる法令に基づいた申請の報酬額を記載しております。具体的な品目によっては規制法令が異なる場合がありますため、事前にご相談ください。

※2 食品のうち、食品衛生法にかかる手続きに限定したご金額です。

ご依頼から輸入完了までの流れ

【お客様】まずはお気軽にお問合せください

お電話やメールフォームでお問い合わせください。

その際、以下の点についてお答えいただく準備をしていただければ、スムーズです。

・輸入又は輸出したい品目は何か?

・どちらの海港又は空港を利用するか、相手国はどこか?

・いつからスタートしたいか?

・将来的に、どういった事業形態も考えているか?

上記については、まだお考え中でも問題ありません。

また、輸出や輸入に係る疑問点や不安点もどんどんおっしゃってください。

全て代表が対応し、一つひとつ丁寧にお答えします。

【お客様】問診シートの記入・必要書類の収集をお願いします

STEP1の後、当事務所からメールや郵送で申請に必要な条件お集めいただく書類一覧輸出又は輸入までの大まかな流れお見積書(又はご請求書)をお送りいたします。

ご入金の確認が取れましたら、申請に必要な情報をご記入いただく問診シートをお送りいたしますので、そちらの記入を行い、当事務所までメールやFAXにてご返送下さい。

また、シートへの記入と併せ、必要書類の収集を始めていただきます。

シートの書き方や収集いただく書類について疑問があれば、お電話やメールですぐにお答えし、電話口で一つずつ確認しながらご記入いただくことも可能です。

【当事務所】申請書類の作成と収集を行います

STEP2でご記入いただいた問診シートをいただき次第、申請書類の作成と添付書類の収集を始めます。

書類の作成は、早ければ1週間程度で完了いたします。

ご捺印いただく書類をお送りしますので、見本を参考にご記入・ご捺印いただき、収集していただいた書類と併せ、当事務所までご返送いただきます。

お電話やメールでのご質問は、何回でも無制限に対応しておりますので、ご不明点等ありましたら、いつでもお気軽にご連絡いただけます。

【当事務所】担当部署と日程調整をし、申請となります

押印書類とお集めいただいた書類を受け取り次第、申請準備に入ります。

同時に管轄する部署に連絡をし、申請日を決め、申請に伺います。

申請日や、申請が無事に受理されたこと等、お電話やメールで逐次報告させていただいております。

輸出や輸入許可証の発行までに、担当部署より資料の補正や追加要請があった場合も、全て当事務所にて対応いたしますので、ご安心ください。

【当事務所・お客様】実地調査が必要な際には、同席いたします

輸入手続きの場合には、許可証の発行前に保税区域での輸入品目の実地調査が行われる場合があります。

その際には、必要とあれば当事務所も立会い同席を行い、担当官とのやり取りを代理にておこなうことが可能です。

実地調査が無事に済みましたら、同日又は3日以内に許可証が発行されますので、晴れて保税地域から商品を運び出すことが可能となります。

輸出又は輸入手続きで、当事務所を利用された事例

どのようなご依頼があったかを一言で記入

宮崎県宮崎市のA社様

タイにある工場にて製品を製造していたところ、加工機が故障したとの連絡を受け、新たに機材を輸出することに。

生産ラインがストップしているため、一刻も早く輸出しなければと担当者自ら経済産業省に事前相談に伺ったところ、書類が専門的なうえ、多くの資料を要求され、「これは自社内で手続きをするのが難しいな…」とご判断され、当事務所にお問い合わせをいただきました。

ご担当者が相談官とどのような話し合いをもたれたか、また申請に必要だと提示された資料一覧をお見せいただいたおかげで、ご依頼から1週間後には申請、追加資料を求められることなく許可証が交付されました。

もしご自身で担当部署とご相談をされた場合には、相談日時や担当者のお名前を、当事務所へのお問い合わせ時にお伝えください。

そうすることで、当事務所にて再度の事前相談をすることなく、通常よりも素早く、またスムーズに許可となります。

ハンドクラフト用の粘土を輸入したら、税関で止められた!

千葉県船橋市のB様(43歳)

主婦を対象にハンドクラフトの教室で使用するため、フランスからボールクレイ(粒上の粘土)を輸入したところ、通関時に「指定おもちゃである」との判断を受け、保税地域から出せなくなったとのことでした。

指定おもちゃとは、簡単に言えば「乳幼児が口に入れてしまう危険のある玩具」のことで、対象年齢や使用用途によって定められています。

通常であれば、指定おもちゃは食品と同じように「食品等輸入届」を行う必要がありますが、今回の使用目的が主婦を対象としている以上、この範囲に含まれない可能性が高いと判断しました。

すぐさま食品相談指導室にて「指定おもちゃの範囲外ではないか」との相談をしたところ、予想通り範囲外であることが確認でき、その回答書をもって無事に通関が出来た例です。

実は、通関時の判断が絶対ではなく、細かく確認すると実は…という例もあります。

通関時に輸入差し止めをされた場合、通常なら自費による本国返送かその場で処分となり、大きな損害となります。

その場でどうするか判断するのではなく、念のために当事務所に一度ご相談いただければ、無事に通関出来る可能性をご提示できるかもしれません。

インドから帰国するので、飼っていたペットを連れ戻したい!

埼玉県草加市のC様(35歳)

旦那様のインドネシア出張が終わり、ご夫婦で帰国する際に現地で飼っていた犬2頭を日本に連れてきたいというご相談でした。

インドネシアは日本が定める指定地域以外となっているため、予防接種やマイクロチップの埋め込み義務に加え、狂犬病抗体検査後に180日の待機期間があります。

この待期期間中に日本に到着してしまうと、動物検疫所で係留検査を受けることになるため、長い旅で疲れたワンちゃんがすぐに自宅に戻れず、衰弱してしまう恐れがあります。

また、海外での狂犬病予防接種はOIEの基準を満たしたものでなければならず、生ワクチンは認められていなかったり、日本国内での荷受人(保証人)を立てる必要があったり、出国前の輸出前検査日本到着の40日前の事前届出があったりと、やることや気を付けなければならないことがたくさんあります。

どれか一つでも漏れたり、または基準に合わなかったりすると、最悪のケースでは差戻し…そうなった場合、果たして誰もいない現地で、誰がワンちゃんを受け取るのでしょうか。考えるだけで怖くなりますよね。

幸い、こちらのケースでは帰国予定日まで日数があったため、ステップを一つひとつこなしていただき、その都度資料をお送りいただくことで当事務所でも入念なチェックを行った結果、ワンちゃん2頭とも無事に日本に来ることが出来ました。

他の品目もそうですが、特にペットのような命のあるものの輸入の場合、一つのミスでも取り返しがつかないことになります。

動物の輸入については、これまで数多くの実績のある当事務所に、なるべくお早めにご相談ください。

 

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

本来であれば、輸出と輸入のページを別に説明するページを作ったほうがいいかな…とも考えていたのですが、まずは入り口として、海外との取引に係るものを総括したほうが、このサイトをご覧いただく方がより簡単に情報を見つけられるのではないか? と考え、まとめて一つのページにしました。

ここまでお読みいただいたならもうお分かりの通り、輸出も輸入も、手続きの難易度はかなり高く、ご自身で一から学んで…となると、やはり相当なお時間や労力がかかります。

以前勤めていた事務所では、輸入の業務に携われるのが私のみだったため、輸入業務のサイトも私一人で作成いたしました。

その時作成したサイトは157ページ…「輸入」と一口に言っても、いかに膨大な資料・情報の中から必要な情報を仕入れなければならないか、お分かりになると思います。

 

あまり同業他社を貶めるつもりはないのですが、サイトに「輸出・輸入申請手続き代行」とうたっている業者の中でも、実は実績はないという例は少なくありません。

試しに、お問合せいただいた際には、輸出であれば「今回は〇〇に輸出しますが、ホワイト国ですか?」と聞いてみてください。

輸入の場合は、「HSコードはどこで確認できますか?」と聞くと、実績のない業者はしどろもどろになると思います。

ちなみにHSコード、関税分類番号は通常「特定原産地証明書」に記載がありますが、そこに記載されていない又は証明書がない場合には、税関での事前教示制度を利用して調べることとなります。

 

お客様には、今後事業を気持ちよく、またスムーズにスタートするためにも、輸出入後の事業スタートを見据えていただき、申請に係る部分は当事務所が一手に引き受け、一丸となって事業スタートを目指していきたい

そんな思いで、当事務所は業務を行っております。

なお、「任せるところは任せて、自分たちもしっかりと知識を入れたい」というお客様のために、ゆくゆくはこちらの下段に輸出入に関する情報ページを作成しますので、それまではお問合せにて、疑問点を直接解消していただければ幸いです。

 

お客様の事業が、最もいい形でスタートできますよう、当事務所に是非、お手伝いをさせてください。

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